出産内祝い 連名に対するお返し

出産内祝いとは、赤ちゃんが誕生した家族がお披露目と喜びをもって、親族やお世話になった人達を招いて開く宴や「今後とも宜しくお願い致します」といった気持ちを込めての贈り物のことを言いました。「内々のお祝い事」に「内祝い」は由来しています。しかし、現代では「出産祝いに対するお返しの品」という意味で出産内祝いは使われています。現代の出産内祝いにおいて、その金額は地域の風習により差はありますが、出産祝いで頂いた額の三分の一から二分の一がマナーとされており、それより少なくても多すぎても失礼にあたるとされます。

しかしながら、勤めている会社の部署全員からということでお祝いを頂くこともありますし、学生時代の仲良しグループや習い事のグループなどで5~6人の連名で頂く機会もあると思います。そういった場合もやはり相場である三分の一~二分の一の金額を徹底するべきなのでしょうか。その回答としては、「しなくても構わない」です。もちろんあまりに頂いた金額とかけ離れていたり、総額が頂いたものよりも高価になってしまったら失礼に当たりますが、そこまで厳密に考えなくても大丈夫、ということです。

会社でしたら皆が食べられるよう個包装された焼き菓子やコーヒーや紅茶のギフトといった「詰め合わせ品」をまとめて贈れば問題ありません。また、5~6人の連名で1万円程度のお祝いを頂いていたら、一人一人にブランドのタオルハンカチのように個別にプチギフトとして、熨斗はつけずにミニメッセージカードなどを添えて贈るのがスマートです。

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